配列サイズを気にしないで計算する map 関数

map は、文字通りある手続きを map する(適用する)ための関数です。map
関数を用いると配列サイズを気にしない計算ができます。次の処理はリスト
の各要素を2乗するための記述です。

> map(x -> x^2, [1,2,3,4,s,p,exp(x)]);

[ 2 2 2]
[1, 4, 9, 16, s , p , (exp(x)) ]

あらかじめ定義された関数を適用することもできます。次のコードは配列
の各要素を map 関数の3番目で指定された引数で積分し、元の関数とのリ
ストを返す処理です。

> myfunc := proc(s,x)
local t;
t := int(s, x);
return([s,t]);
end proc:

> map(myfunc, [x, sin(x), 1/(x+1)], x);